結婚式の主役とは。 | 結婚ってなんだろう?

結婚式の主役とは。


これは私の個人的な意見ですが、私は結婚式において、本当の主役は
新郎でも新婦でもなく、花嫁の父親だと思っています。

どんなにステキな結婚式でも、花嫁の父親が明らかに感動したり泣いたり
していない結婚式って、こっちも若干感動しにくいような気がするんです。
反対に、バージンロードですでに泣いちゃってるお父さんとかを見ると、
お客さんも秒殺の号泣ですw 
ああ、父親の心境がわかるわ!ってな感じで。←ありえないのにそう思っちゃう

世間様というのは、マザコンに厳しく、ファザコンに甘いと思いませんか?
芸能界でも、「俺の娘に手を出してみろ~ぶん殴ってやる!」といきをまく
的場浩○さんや娘の後をつけちゃう梅宮パパなどが浮かびますよね。w
彼らに対しての好感度は大きいですが、これが息子の後をつけるお母さんだったら
ドン引きですよね。当たり前か。

話がそれましたが、これを教訓に、私は自分の結婚式では、お父さんをいかに泣かせるか!
というかお父さんをいかに感動させるか!これに命をかけました。
まず、バージンロードで歩き出す前に、お父さんに小声でささやきました。
「パパ、本当に今までありがとう。バージンロードをパパと歩くのが夢だったよ。
うれしいよ。」ものすごく臭い台詞かも知れないけど、こういう事を言うタイミングは
人生でそこしかないのです。今まで育ててくれたお父さんに、みんなの前で手紙を読む
だけでなく、そっと耳元で伝えてあげるのはとっても重要なことだと思います。
是非やってみてください!

この一言の後、お父さんはちょっとわなわなしちゃってました。
バージンロードでも泣かないように頑張ってましたが、
その頑張ってる顔が周りにバレバレでみんなもらい泣きしてました(苦笑)

もう一つの演出:結婚式の日にはメニューと共に式の進行表なども添えておきましたが、
サプライズとして、ラストダンス(花嫁の父と花嫁の最後のダンス)を盛り込みました。
欧米では必ずといっていいほど結婚式で行われる演出の一つです。
音楽を大きくして、花嫁がお父さんを迎えに行き、まず二人だけでチークを踊ります。
ここでまた「今日は本当に幸せだよ。パパとこうやって踊るのも最後かもね・・」等
耳元でだめ押しをしました。お父さん、こらえきれずに泣いてしまいました(笑)

その後、新郎がお父さんの肩をたたき、花嫁をうばって踊り始ます。
取り残され、しょんぼりとしたお父さんを今度はお母さんが慰めつつ、
こちらも踊り始めます。それから司会者のアナウンスでお客さんにも
ダンスを促して、お客さんがみんな踊っているという状態にします。
一曲踊って拍手でしめます。普段踊ったりしない叔父や叔母達もとっても嬉しそうに
しますし、友達同士などはここで恋が芽生えちゃったりするかも!
このラストダンス、上手くやると結構盛り上がるので、司会者と良く打ち合わせをして
是非トライして貰いたいと思います!感動ポイント間違いなしですよ♪

タダでさえ感動的なシチュエーションを、ちょっとした台詞でさらに
感動的にすることが出来る結婚式というイベント。恥ずかしいとか
口べただからとか言ってないで、大いにドラマチックにしたほうが
見ている方も嬉しいものだったりします。特に、親しい人たちばかりを集めた
少人数の披露宴等は、しらけたりしにくいので、思いっきり突っ走っちゃえ!!w
ラブラブで悪いか!!って、ね♪