女がキレイになる時 | 結婚ってなんだろう?

女がキレイになる時

29になった時、同年代の女友達は一人残らず焦っていた。
表面上は「30になるからどうだっていうのよ」とは言っていたけど、
飲んだら一人残らず愚痴を言っていた(苦笑)
そりゃ無理もないです。職場では上司に「そろそろ結婚しないと
一生出来ないよ」と言われた人もいるし、両親からは「女には
賞味期限って言うものがあるんだからね」と嫌みを言われ、
同窓会では結婚した友達に「えーっ○子ちゃんが一番先に結婚すると思ってたぁ」
とか大きな声で言われちゃったりするんだから、29歳は楽じゃない。
晩婚化とは言っても、それはただの結果なわけで、気持ちとしては殆どの女性が
20代のうちに結婚したいよね。ただ、仕事なんてもういいや!と思わせるだけの
王子様に出会えなかっただけ。

8年付き合った彼氏に振られて落ち込んでいた友達が、最近キレイになった。
誰もが彼女を心配していたけれど、浮上してきた彼女を見て、
やっぱり女って良いな~と思った。それは、幸せが顕著に顔に表れるから。
別れる間際の彼女は、ハッキリ言ってブサイクだった(失礼)。
というのは、8年間付き合ってきた彼が彼女をゴミのように扱っていたからである。
外で浮気をしていたのが本気になり、段々連絡が取れなくなり、
突っ込むと逆ギレ、という絵に描いたような展開だったけれど、
その波にもまれた彼女は猜疑心や絶望感や不信感や嫉妬などで顔つきも
きつくなっていたのだ。31になって、彼女は捨てられちゃった形になったけれど、
その足かせが無くなった今、別に新しい恋をしている
訳でもないのに、つきものが取れたように透明感を漂わせていた。
くだらない男と一緒に未来のない場所に居るよりも、一人で希望に満ちていたほうが
絶対にいいんだな~、と深く納得したのでありました。

とても単純な私は、A男に結婚を申し込まれた直後、色んな人から
「何か良いことあったの?もしかして出来ちゃった?」とよく言われていました。
すぐに顔に出ちゃうタイプなので、隠し事は苦手です、ハイ(笑)